「大貧乏 第5話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 柿原新一(伊藤淳史)は、濱中電子工業の開発した新型バッテリー・アウセルに設計ミスがあり、そのことを隠蔽するため、DOHに情報流出をわざとさせ、賠償金250億円を手に入れたと考えていた。その250億円を、柿原は取り戻そうとしていた。

2) 柿原は、元DOHの経理部長・浅岡礼司(滝藤賢一)を仲間として引き入れ、浅岡は、アウセルの開発責任者は高野由鶴(奥貫薫)であると明かす。柿原たちは、由鶴に接触し、なんとか彼女に証言を行わせようと考える。

3) 七草ゆず子(小雪)は、「濱中電子工業の設計図を利用したバッテリー搭載のパソコンが爆発し、脚を失った少年がいる。これ以上、被害を出すべきではない。設計ミスを公表すべきだと思うの」と言い、母親として子供を思う気持ちから説得を試みようとする。柿原も、由鶴に息子がいることを指摘した上で説得を行い、ついに由鶴は「証言する」と言う。

4) 後日、柿原は濱中電子工業の弁護士に話し合いの場を申し入れる。だが、そこに現れた由鶴は、「設計ミスなどありません」と主張する。「アウセルは、私にとって子供なの。息子を捨ててまで打ち込んできたことを、今更あきらめることはできない」と言うのだった。結果、柿原は、打つ手をなくしてしまう。

ここがポイント

濱中電子工業の新型バッテリーに設計ミスがあると証明するためには、設計責任者を落とす必要があった。開発責任者の名前を知るため、”敵”である浅岡礼司(滝藤賢一)を自陣に引き入れる。

開発責任者が高野由鶴(奥貫薫)であると判明し、なんとか彼女に証言させようとするが、アウセルを「自分の子供」と考える由鶴は一筋縄でいかない相手だった。

一方、柿原新一(伊藤淳史)のもとには、「婚約者がいる」という言葉を信じて母親がやってきてしまい、ゆず子に婚約者の振りをしてもらうよう頼み、ドタバタを繰り広げる、という内容。

詳細なあらすじ

柿原新一(伊藤淳史)は、濱中電子工業の開発した新型バッテリー・アウセルに設計ミスがあり、そのことを隠蔽するため、DOHに情報流出をわざとさせ、賠償金250億円を手に入れたと考えていた。その250億円を、柿原は取り戻そうとしていた。

だが、濱中電子工業とDOHの間で行われた交渉内容は明らかにはなっておらず、DOHの元社長・天満利章(奥田瑛二)も「口外禁止の契約を結んでいる」と、口を閉ざしていた。

そこで柿原は、元DOHの経理部長・浅岡礼司(滝藤賢一)を仲間として引き入れる。浅岡は、会社の資金30億円を裏金としてプールし、自らのものにした敵のはずだった。柿原は「250億円に関しては、話が別。昨日の敵は、今日の味方」と言うが、七草ゆず子(小雪)と加瀬春木(成田凌)は割り切れない思いを抱える。

柿原は、「濱中電子工業の新型バッテリー・アウセルに設計ミスがあったことを、作った本人に証言させるしかない」と考えていた。浅岡は、開発責任者は高野由鶴(奥貫薫)であると明かす。

その会議中、ネギを持った中年女性・正美(山本道子)が現れる。彼女は、柿原の母親だった。柿原は、「40歳までに結婚する」と母親に約束しており、39歳を迎えた柿原は、「婚約者ができた」とウソをついており、そのウソを信じた正美は、嬉しくて息子のもとにやってきたのだった。

柿原は、事情を説明した上で、ゆず子に「婚約者の振りをして欲しい」と頼む。だが、ゆず子は戸惑う。困ったゆず子は、柿原との結婚を望む月島レイコ(泉里香)に、「婚約者の振りをしない?」と提案する。レイコは、ウソから出たマコトになる可能性を信じて、婚約者の振りをするのだが、正美に見抜かれてしまう。

その後、正美はゆず子こそが婚約者なのではないか、と考える。ところが、ゆず子に子供がいることを知った正美は、「親戚に顔向けできない」と言い出す。そこでゆず子は、「私たち親子は、何も恥じることはしていません」と反論する。

ゆず子は、偶然、由鶴に濱中電子工業の社内で出会う。そこで、なんとかして接触を図ろうとするのだが、上手くいかない。そこで、由鶴がジョギング好きなことを利用し、なんとか話をすることに成功する。

由鶴は、「設計ミスなどありえない」と主張し、柿原の追及も研究者らしく論戦に応じ、一歩も引かない。だが、ゆず子は「濱中電子工業の設計図を利用したバッテリー搭載のパソコンが爆発し、脚を失った少年がいる。これ以上、被害を出すべきではない。設計ミスを公表すべきだと思うの」と言い、母親として子供を思う気持ちから説得を試みようとする。

さらに、柿原は由鶴に1人息子がおり、「子供を思う気持ちは分かるはずだ」「あなたがジョギングを続けているのは、マラソン選手の息子との共通点を持ち続けるためだ」と説得する。結果、由鶴は証言を行うことに応じるのだった。

後日、柿原は濱中電子工業の弁護士に話し合いの場を申し入れる。だが、そこに現れた由鶴は、「設計ミスなどありません」と主張する。「アウセルは、私にとって子供なの。息子を捨ててまで打ち込んできたことを、今更あきらめることはできない」と言うのだった。

ゆず子のもとに、正美がやってくる。家にまだ畳などもなく、ダンボールを敷いていることもあり、「子供にこんな生活をさせて」と正美は非難する。だが、ゆず子の子供への深い愛情を知った正美は、ゆず子のことを認めるのだった。

柿原は、大事な証人も失い、攻め入る手段を失ってしまう。そんな中、浅岡は不審な動きを始める。

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前話:「大貧乏 第4話」あらすじ・ネタバレ

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