簡単なあらすじ
1) 1989年11月、東ベルリン。MI6のジェームズ・ガシオーネ(サム・ハグレイブ)は殺害され、MI6のスパイリストが奪われてしまう。黒幕は、ソビエト側のスパイである、「コンラッド・サッチェル」なる人物の命令であるという。
2) ジェームズの恋人でMI6のエージェントであるロレーヌ・ブロートン(シャーリーズ・セロン)は、リストの奪還およびコンラッド・サッチェルの殺害を命じられる。ベルリンへと向かい、そこで協力者であるディビッド・パーシヴァルに会う。
3) だが、ディビッド以外知らない場所で襲撃されたため、ロレーヌはディビッドこそが「コンラッド・サッチェル」であることに気づく。彼女は、デイビッドを殺害し、リストを奪い返すのだった。だが、同僚や上司には「リストの行方は分からない」と報告する。
4) ロレーヌは、KGBのアレクサンダー・ブロモヴィッチに会い、リストを渡すふりをして、アイスバケツから取り出した銃でブロモヴィッチを殺害する。彼女は、MI6、KGBのスパイではなく、実はCIAの三重スパイであったのだった。
詳細なあらすじ
1989年11月、東ベルリン。MI6のジェームズ・ガシオーネ(サム・ハグレイブ)は追いかける車とカーチェイスを繰り広げながら通りを走り抜けていた。
2人の男にガシオーニエはついに捕まってしまう。そこにユリ・バクティン(ヨハネス・ヨハネッソン)が現れ、彼女がガシオーニエを射殺する。ユリは、ジェームズの遺体から腕時計を奪い、その遺体を川に捨てる。
10日後、MI6のロレーヌ・ブロートン(シャーリーズ・セロン)は、上司のC(ジェームズ・フォルクナー)から、ジェームズがソビエト側のスパイである、コンラッド・サッチェルの命令で殺害され、リストを奪われたのだという。
ロレーヌは、ジェームズと恋愛関係にあった。彼女は、スパイのリストを取り返すべく、サッチェルを殺害するよう命じられ、ベルリンへと向かう。ロレーヌは、ディビッド・パーシヴァルに会い、情報を得ようとする。一方、リストを狙っていたのはMI6だけではなく、KGBのアレクサンダー・ブロモヴィッチもリストを探していた。
ロレーヌは滞在場所のアパートで襲撃される。その場所を知っていたのはディビッドだけであり、彼が内通者だとロレーヌは考える。
ユリは、MI6の協力者であるウォッチメーカーに、ジェームズの腕時計を売ろうとする。その腕時計には、リストが隠されていたのだった。だが、ジェームズはユリをアイスピックで殺害し、リストを奪う。
ロレーヌに協力しているデルフィン・ラサール(ソフィア・ブッテッラ)は、ジェームズの真の狙いを探ろうとしていた。その動きを察知したジェームズは、彼女を殺害する。
ロレーヌは、ジェームズこそがソビエト側のスパイであるコンラッド・サッチェルと考え、射殺する。ロレーヌは、リスト入りの腕時計を取り返すのだった。だが、同僚や上司たちに「リストはどこだ?」と問われても「分からない」と言うのだった。
3日後、ロレーヌはフランス・パリに向かう。そこで、KGBのアレクサンダー・ブロモヴィッチに会い、リストを渡そうとするふりをして、アイスバケツから取り出した銃でブロモヴィッチを殺害する。彼女は、MI6、KGBのスパイではなく、実はCIAの三重スパイであったのだった。