「偽装の夫婦 第3話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 嘉門ヒロ(天海祐希)は、陽村超治(沢村一樹)に頼まれ、ウェディングドレス姿で写真を撮影することになった。超治の母・華苗(富司純子)は、それだけでは満足せず、婚姻届を提出し、2人に披露宴を挙げて欲しいと言い出す。

2) 執拗に披露宴を挙げるように言う母親に、超治はついに怒り出し、親子げんかに発展する。その2人の仲が険悪になってしまい、ヒロは仕方なく婚姻届の提出や、披露宴を挙げることを了承する。

3) ついに披露宴当日を迎えるが、超治お気に入りの宅配業者・弟子丸保(工藤阿須加)の姿がないことを超治は気にする。保は、昔の不良友達に絡まれ、現金を要求されていた。そんな保を心配し、超治は披露宴を抜け出し、助けに行く。

4) ヒロは、不良たちを倒し、超治と保を救い出す。披露宴に戻った超治は、母親やヒロに感謝の言葉を述べる。だが、披露宴が終わった直後、華苗は「末期がんというのはウソなの」と告白し、ヒロは呆然とする。

起:親子ゲンカ勃発

嘉門ヒロ(天海祐希)は、陽村超治(沢村一樹)に末期がんの母親・華苗(富司純子)を安心させるため、偽装結婚を依頼される。超治の押しの強さに負け、ヒロは超治、華苗の3人とともにウェディングドレス姿で写真を撮影することになる。

ヒロは、これで華苗を納得させ、富山に帰ってもらえると思っていた。だが、そんな思惑をよそに、華苗は「結婚披露宴を挙げて欲しい」と言い出す。さらにヒロは、華苗に差し出された婚姻届へ、署名・捺印をすることになってしまう。その上、「3人で婚姻届を出しに行こう」と言うのだった。

これにはさすがの超治も「婚姻届の提出はしないし、披露宴もしない」とヒロに約束する。「婚姻届は、自分たちで出すから。俺らは披露宴もしない」と華苗に言う。超治の怒り口調もどこ吹く風、華苗は勝手に会場を決めようとする。結果、超治は華苗と親子ゲンカをしてしまう。

承:結婚披露宴

ヒロは、図書館にやってきた華苗から「超治を説得して」と頼まれる。お世話になった知人を、息子の披露宴に招くのが夢だったのだという。さらには、ヒロに「披露宴を挙げないなら、親子の縁を切る」とまで宣言する。

ケンカをやめてくれないと、華苗がまた図書館にやってきてしまうと思うヒロは、超治を説得しようとする。ヒロは、仕方なく華苗の思いを超治に伝える。だが、超治も母親に怒り心頭であり、華苗と話し合うことも拒否する。ヒロは、超治と華苗の間で板挟みになってしまう。

ヒロと超治は、宅配業者・弟子丸保(工藤阿須加)に遭遇する。保は、高齢の女性にATMで現金を下ろすことまで頼まれるほど信用されていた。「正義の味方になりたい」という保に、超治はますます好意を抱く。

超治は、ヒロに披露宴を挙げたくない理由を、「ヒロに二度もウェディングドレスを着させるわけにはいかない。人の前で、着たくもないウェディングドレスを着させられないだろ」と言う。ヒロは、「それなら白無垢なら良いんじゃないですか?」と言い、披露宴を挙げることを承知する。

転:夫婦誕生

婚姻届まで提出して、ヒロと超治は、偽装ながら結婚が成立してしまう。ヒロは、「離婚しても、バツイチなら『いい年して未婚』と変な勘ぐりをされずに済むし」と言い、超治は抱きついて感謝する。だが、妊娠しているというウソについては、「俺のせいで血が絶えると思われたくない」と、母親にウソだと明かさない。

ヒロは、叔母・名波八重子(坂井真紀)に、「結婚しました」と報告し、超治は「披露宴に出ていただきたい」と頼む。だが、八重子は「披露宴に出ない」と言われてしまう。八重子は、2人に何か秘密があるのではないかと疑っていた。

ヒロと超治は、披露宴の準備をしている時、2人の紹介VTRを作るため、写真を持ち寄る。多くの家族写真がある超治に対し、ヒロは1人の写真がたった3枚だった。

大学時代、映画館にデートに行った時の写真が出てきて、当時のことが思い出される。そこで、2人は思い出の映画を観ることになった。ヒロは、付き合っていた頃を思い出し、複雑な気持ちになる。

結:保の不在

ヒロは、図書館館長・須藤利一(田中要次)にスピーチを依頼し、さらには水森しおり(内田有紀)に「式に出席して欲しい」と言う。

超治は、保のもとを訪れ、披露宴の出席をどうするのか聞きに行く。だが、そこで保が、昔の不良友達に絡まれているところを見かける。「俺達に手を貸さないなら、100万払え」と言われていた。超治は、そんな保の身を案じる。

披露宴当日を迎え、ヒロは華苗に髪結いをしてもらう。「ヒロさん、ごめんなさいね。私のワガママで、式まで挙げてくれて」と、ヒロは華苗にやたらに謝られ、なおかつ華苗に元気がないことを不思議に思う。ついに披露宴は始まるが、保はやはり出席していなかった。

保は、高齢女性に「また、ATMに代わりに行ってきますよ」と言い、通帳を預かる。心配した超治は、保に電話をし、保に「僕は式に出る資格はありません」と言われる。保は、不良友達にカネを渡そうとしていた。

その場に超治が現れ、保を止めようとする。だが、超治は殴られ、そんな彼を救うため保はカネを渡そうとする。そこにヒロが現れ、竹刀一本で不良たちを倒す。そして、ヒロは、「この青年は本当の友達を探そうとしている。見習ったらどうですか」と言い、保に関わることをやめさせる。その帰り道、保に親しげにする超治を見て、ヒロは「胸のザワザワ」を感じる。

ヒロと超治は披露宴に戻り、超治は母親に感謝の言葉を述べ、さらにはヒロに「俺に親孝行のチャンスを与えてくれてありがとう」と言うのだった。

披露宴が終わり、華苗は号泣しつつヒロに謝る。「私、元気なのよ。健康なの。病気じゃないの。癌じゃないのよ」と打ち明ける。ヒロは、華苗の告白に呆然とする。

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