1995年、エレノア・スン=ヤング(ミシェル・ヨー)は、ロンドンのホテルに息子のニック、娘たちとともに訪れていた。エレノアが予約についてフロントデスクで話をすると、マネージャーは「ご予約いただいてません」と返答する。
マネージャーが人種差別で宿泊拒否を行っているということは明白であり、エレノアはそこで夫に電話をかける。夫は、ホテルのオーナーと友人であり、すぐにオーナーはヤングにホテルを売るという話がつく。
エレノアは、ホテルオーナーとしてマネージャーに最初の仕事として、「ニックが汚した床をキレイにして」と命じるのだった。
2018年、ニューヨークの大学で経済学を研究しているレイチェル・チュー教授は、恋人のニック・ヤング教授と一緒に、彼の母国であるシンガポールへ行くことになった。ニックの親友コリン・コーが結婚するため、彼がその結婚式に出席することとなり、レイチェルも同行することとなったのだった。
まずレイチェルは、シンガポールに行くのにファーストクラスのチケットを手配することに驚く。その後、彼女はニックの家族に会い、パーティーに参加する学生時代の友人ゴー・ペイク・リンと再会するのだった。そうした中で、ニックの家族があまりにも資産家で驚くのだった。
レイチェルはいくつかの失敗をしてしまい、そこでニックの母エレノアが彼女のことを嫌っていると気付く。
コリンの婚約者であるアラミンタのバチェラーパーティーに参加する。だが、ニックと交際しているということで嫉妬を受け、彼女は嫌がらせを受けてしまうのだった。そこで、ニックのいとこであるアストリッドは、レイチェルを慰める。アストリッドは、夫マイケルが不倫していて落ち込んでいるのだと明かす。
一方、ニックは親友コリンに「レイチェルにプロポーズしようと考えている」と明かす。コリンは喜ぶが、ニックの家族のことを受け入れてくれるのか心配だと言うのだった。
ニックは、レイチェルが嫌がらせを受けていたことなどに謝罪し、一緒に餃子を作る。そこでエレノアは、義母が自分たちの結婚に反対して、ファミリーリングを与えようとはしなかったと明かす。そして、エレノアはレイチェルに「あなたはニックにとって相応しい相手ではない」と言うのだった。
レイチェルは、シンガポールから帰国しようと考えるが、彼女の学生時代の友人ペイク・リンはエレノアに立ち向かうよう説得するのだった。
結婚式のため、ペイク・リンたちの力を借り、メイクやドレスアップをしてレイチェルは美しく変身し、出席者たちに好印象を与えた。だが、披露宴の場で、ニックの母親は、レイチェルが不倫で生まれた子供であると暴露する。そして、ニックに「彼女と会ってはいけない」などと言う。
レイチェルはその場から立ち去り、ゴーが慰めていた。そこにケリーがやってきて、「レイチェルのもとへと行って欲しい」とニックに頼まれたことを明かす。そして、「彼に会いに行ったらどう」と促すのだった。ニックはレイチェルに会うと、彼はレイチェルにプロポーズするのだった。
レイチェルは、エレノアに雀荘に来て欲しいと頼む。そして、そこで麻雀をしながら、「ニックのプロポーズは断りました。ニックに家族を捨てて欲しくないから」というのだった。レイチェルの捨て牌により、エレノアはロンで上がる。だが、レイチェルはその牌を捨てなければ上がっていたことを明かし、わざと負けたことを示すのだった。
エレノアはニックのもとを訪れる。その後、ニックは飛行機に乗るレイチェルに、再びプロポーズをするのだった。今度はエレノアの指輪でプロポーズしており、レイチェルは受けるのだった。
彼らは婚約パーティーのため、もう一日、シンガポールで過ごす。その場で、レイチェルとエレノアは分かり合うのだった。