簡単なあらすじ
1) アナキン・スカイウォーカーは、拉致されたパルパティーン最高議長を救出したことをきっかけに、次第にパルパティーンとの距離が縮まっていった。
2) パルパティーンの正体こそ、シス卿 ダース・シディアスであり、強大なフォースの力を持つアナキンを自身の配下にしようとしていた。パルパティーンは、アナキンがジェダイ評議会に抱いていた疎外感や、妻 パドメ・アミダラが出産後に死亡するという予知夢を利用し、アナキンをダーク・サイドに引き入れようとする。
3) アナキンはジェダイを裏切り、ついにパルパティーンの弟子となり、「ダース・ベイダー」の名を与えられる。アナキンは、子供を含めたジェダイの訓練生たちを殺害し、さらにパルパティーンは配下たちにジェダイたちを殺害させる。
4) オビ=ワンは、アナキンがダーク・サイドに堕ちたことを知り、アナキンを討伐せんとする。勝負はオビ=ワンの勝利に終わり、アナキンは体を焼かれ、甲冑や人工呼吸器付きのマスクを必要とするようになる。
5) パドメは、双子を出産し、ルークとレイアと名付ける。パドメは、アナキンの変わりようにショックを受け、生きる気力を奪われてしまい、産後直後に死亡してしまう。ダース・ベイダーは、パドメの死亡を知り、悲しみや怒りの咆哮を上げる。レイアは、ベイル議員が養女として育てることになり、ルークは、オビ=ワンが砂漠の惑星タトゥイーンにいるルークの親類に預け、見守ることになった。
起:ドゥークー伯爵討伐
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』から4年後、独立星系連合軍が、パルパティーン最高議長を拉致する。オビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカーの2人は、パルパティーン救出に向かう。敵の旗艦であるインビジブル・ハンドに侵入し、そこでドゥークー伯爵と対決することになる。
2人がかりではあるが、オビ=ワンは倒され、気を失ってしまう。一方、修行の後に2倍の力をつけたというアナキンは、ドゥークー伯爵の両腕を斬り落とす。ドゥークー伯爵は、戦意喪失していたが、パルパティーンは「首を落とせ」と命じる。戸惑いながらも、アナキンはドゥークー伯爵にとどめを刺す。さらに、パルパティーンは気絶したオビ=ワンを「そのままにしておけ」と言うが、アナキンはオビ=ワンを背負う。
そんな中、分離主義者のリーダーであるグリーヴァス将軍は、脱出ポッドを全て捨ててから、母艦を破壊・墜落させ、自身も逃げ出す。墜落しようとしていたインビジブル・ハンドを操縦し、アナキンたちは不時着して難を逃れる。
承:予知夢
アナキンは、妻であるパドメ・アミダラから、妊娠していることを告げられる。喜ぶアナキンだったが、その一方で、母親 シミ・スカイウォーカーが苦しんだ末に死亡したことを夢にみたように、パドメが出産の末に死亡する夢を見るようになる。シミを助けられなかった悔恨、そしてパドメを救うため、アナキンはジェダイ以上の力を欲するようになる。
ジェダイ評議会は、戦争を理由に、非常時大権を拡大させようとするパルパティーンに疑惑を抱く。そこで、ヨーダたち評議会のメンバーは、オビ=ワンを通じて、アナキンに「パルパティーンのスパイをしろ」と命じる。
一方で、評議会メンバーとはなったが、マスターとはなれないことに憤り、いつまでも仲間と認めないかのようなジェダイたちの態度に、アナキンは憤りを感じるようになる。そのためアナキンは、自分を買って積極的に登用してくれるパルパティーンに近づいていくようになる。
オビ=ワンは、グリーヴァス将軍を始末するよう指示され、身を潜めていた惑星へと向かう。アナキンは、パルパティーンに作戦実行を行うよう推挙されていたが、ジェダイ評議会は認めず、オビ=ワンが向かうことになった。再び逃亡しようとしていたグリーヴァス将軍だったが、オビ=ワンは追跡し、殺害する。
転:パルパティーンの正体
パルパティーンは、アナキンにフォースのダーク・サイドの力を理解することの重要性を説き、「パドメを救うためには、その力が必要だ」と、自身に教えを請い、弟子となることを提案する。アナキンは、ジェダイであるメイス・ウィンドゥに、「パルパティーンこそが、シス卿 ダース・シディアスだった」と明かす。
メイス率いるジェダイたちは結集し、パルパティーンを逮捕しに向かう。アナキンは、「関わるな」と告げられ、待機を命じられるが、パルパティーンのもとへ向かってしまう。そこでは、メイスがパルパティーンを組み伏せ、とどめを刺そうとしていた。
パルパティーンに、「ジェダイこそが、共和国を手中に収めようと画策している者たちだ。助けてくれ。私しか、パドメを救えない」と言われ、アナキンはパルパティーンに加勢し、パルパティーンの弟子となる。アナキンは、パルパティーンに「ダース・ベイダー」と名乗るように言われる。
アナキンは、ジェダイ聖堂にいた幼いジェダイの訓練生も虐殺する。さらに、パルパティーンは「オーダー66」という司令を出し、ジェダイたちは次々に抹殺されてしまう。ヨーダ、そしてオビ=ワンたちわずかなジェダイたちが生き延び、元老院議員であるベイル・プレスター・オーガナに助けられる。
ベイル議員に飛空艇に紛れ、ヨーダ、オビ=ワンはコルサントに戻る。そこで、映像記録からアナキンがダーク・サイドに堕ち、子供にまで手を掛けるようになっていることを知る。
結:
アナキンは、火焔の星・ムスタファーで、分離主義者の幹部残党を抹殺するようにパルパティーンに命じられる。アナキンの行方を探っていたオビ=ワンは、パドメに「アナキンは、ダーク・サイドに落ちた。もう、私達が知っている彼ではない」というが、パドメは信じようとせず、行く先も教えなかった。
パドメは、オビ=ワンの言葉に動揺し、アナキンの向かったムスタファーを訪れる。パドメは、アナキンの変わりように「もうついていけない…」と悲しむ。そんな中、パドメの飛空艇に潜んでいたオビ=ワンが現れ、「俺を始末するように、オビ=ワンを連れてきたのか」と、アナキンは激昂し、パドメにフォースの力を使い、危害を加えようとする。
オビ=ワンはアナキンを止め、パドメにまだ息があることを確認した上で、アナキンと闘うことになる。マグマが噴出する中、拮抗した戦闘が続く。最後には、足場で優位な場所にいたオビ=ワンがアナキンの両足、そして左手を斬り落とし、勝負は決した。
オビ=ワンは、アナキンの体が焼かれたのを見た後に、パドメを連れて惑星を離れる。パドメは、身体には問題なかったが、アナキンの変わりようにショックを受け、生きる気力を失ってしまっていた。男女の双子を産み、ルーク、そしてレイアと名付けた上で、パドメは死亡してしまう。
ダース・ベイダーは、パルパティーンによって医療ボットに保護され、一命を取り留める。だが、体は焼け爛れ、損傷が激しく、甲冑や人工呼吸器付きのマスクを装着する必要があった。ダース・ベイダーは、パドメが生きているのかどうか、パルパティーンに問う。パルパティーンは、「怒りにより、お前自身がパドメを殺害したのだ」と告げ、ダース・ベイダーは悲しみと怒りの混じった咆哮を上げる。
レイアは、ベイル議員が養女として育てることになり、ルークは、オビ=ワンが砂漠の惑星タトゥイーンにいるルークの親類に預け、見守ることになった。ヨーダはパルパティーンの討伐に失敗し、辺境の星に隠れ住むことにする。R2-D2、C-3POは記憶を消されることになった。
タトゥイーンを訪れたオビ=ワンは、幼いルークを叔父夫婦に預け、様々な思いを抱きながらその様子を見ていた。
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
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