柴田ミチコ(深田恭子)は、年下の最上大地(三浦翔平)から「結婚を前提に、付き合ってください」と交際を申し込まれる。
「チャンスの神様には、前髪しかない」と、チャンスはできるだけ早く掴む方が良い、自分はそうしているという大地の話を聞きながらも、ミチコは、その場で即答することができず、返事は保留していた。
帰宅し、黒沢歩(DEAN FUJIOKA)に報告すると、「結婚詐欺師じゃないか？」と言われ、ミチコは少しだけ疑ってしまうが、「そんなことない」とその考えを打ち消す。そこへ、黒沢の想い人である春子(ミムラ)がやってくる。春子は結婚しており、「道ならぬ恋では…」と春子は疑う。
ミチコは、職場の同僚たちが大地にプレゼントされたハンドクリームを多く使っていることに気づく。門真由希(佐野ひなこ)は、「最上君にもらった」と明かす。すると、他の社員も最上に声をかけられていると判明し、プレイボーイな最上に、「どうして自分と付きあおうなんてしてるんだろう…」とミチコは疑問に思う。
週末、ミチコは喫茶店・ひまわりでバイトを行っていた。店内で、テリー(鈴木貴之)は丹野綾(大野いと)とサッカーの話で盛り上がっていた。だが、テリーはその後、ミチコに「サッカーなんか知らない。彼女のことが好きだから、話を合せているだけです」と明かす。その会話を綾は聞いてしまい、テリーに「嘘をついていたの？」と言う。
テリーは、その場で綾に告白し、交際を申し込む。だが、綾は断り、立ち去る。彼女に振られたショックで、テリーは落ち込んでしまう。
ミチコは、再び最上とデートに行く。返事をどうすべきか迷うミチコは、上の空。そんな彼女の気持ちを察したのか、最上は「返事はゆっくりで良いですからね」と言う。
ミチコは、黒沢の元カノ・生嶋晶(野波麻帆)と飲みに行く。そこで、黒沢の想い人である春子は、歩の兄と結婚し、その兄は事故で亡くなってしまっていることを聞く。そんな春子に、歩は恋心を抱いていた。
ミチコは、中島美咲(内藤理沙)に「資料を間違って渡してしまって…渡しに行ってくれませんか？」と頼まれる。仕方なくミチコは資料を渡しに行く。その資料は、大地が会議のプレゼンで使うものだった。
その資料を渡そうとしたところ、ミチコは橋の上で落としてしまい、資料が風に舞って川に落ちてしまう。失敗したミチコを、大地は優しく「大丈夫です」と言ってフォローする。そんな大地の優しさに触れたミチコは、「結婚を前提のお付き合い、お受けします」と交際することを告げ、大地は微笑む。
ミチコが喫茶店でバイトをしていると、雨が降り始めた。店先で雨宿りする綾を店内に入るよう誘うと、そこでテリーと顔を合わせる。気まずい空気の中、黒沢はオムライスをサービスで出し、2人の恋のアシストを行う。そこで、実は綾もまた始めからテリーに恋心を抱いており、サッカーも好きではなく、調べてから店にやってきていたことを明かす。テリーは再び綾に告白し、綾と付き合うことになる。
テリーと綾、そして自分と大地が付き合うことになったため、ミチコは黒沢に「恋の成就する喫茶店という噂を流せば良いんじゃないですか？」と提案し、黒沢は「お前は天才か？」と珍しく褒める。
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